不登校・引きこもりに限らないけど、こだわりが強い人って、大体大成功か大失敗かのどっちかに振れてる気がする。all or nothing系の、よくある発想。未成熟な子供なら普通だけど、そこそこの年齢でも案外いる。
利口とは言えない。見たとこ成功は5%あるかないかで、95%は失敗。まあ、ほとんどは失敗だよね。持論が正しいなんて保証はどこにもないし、周囲から情報収集して、適宜修正出来る人の方が強いに決まってる。
成功している人は、基本賢い人だね。頭の回転良いのは当然だけど、自分の「こだわり」をどう社会で活かすかを良く見ている。ただこだわってるだけの阿呆ではなく、その後の展開も見ていて、こだわり思考がきちんと社会と接続されてるんだな。
逆に、失敗している人は、基本頭悪い。頭悪いと言うか、物事が見えてない。ただ「こだわってる」だけで、それをどうするか何も見ていない。展開も無ければ、展望も無い。仮に頭の回転良くても、良いだけで終了。何にも活かせないし、社会への接続がない。 趣味でやってるならそれでも良いけど、普通そうはいかんでしょ。
成果の出ている5%がこだわりを貫くのは素晴らしいことだし、個人的に絶賛推奨。社会のためにもなるし、本人のためにもなる。たまにだけど、こういう人はきちんといる。
でも、成果の出ていない95%がこだわりを貫くのは無意味。絶対に薦めない。社会の負担は増えるし、何より本人が不幸にしかならない。こんな感じのデキの悪い人達、長期高齢引きこもりとかにはウジャウジャと、それこそ死体に湧くウジ虫みたいに何万といる。
そもそも、「成果出せないけど、こだわりだけは強い」って、自分が無能で才覚無い事実を隠蔽するために、思考が引きこもってるだけだからね。自分だって、無能で才覚無いことは良く理解しているから、知恵や能力のある人に教えを乞うて、何とかその埋めをしようとしてきたし、今もしてる。と言うか、それが普通。
なのに、プライドだけ高くて、周囲のアドバイスは受入れず、自分のこだわりだけ押し通すとか、周囲からはただ判断力の欠如した欠陥人間にしか見えない。当然、社会から弾かれる。
個人的には、こだわり強いだけの95%って、ただチキンなだけだと思うんだよね。弱い自分を見たくない、見せたくない、認めたくない。だから、弱さが露見しないように、社会との接続を遮断して、自分だけのこだわりに邁進する。で、失敗。結局、思考が幼稚なだけなんでしょう。
失敗続きのこだわりって、ただ恥ずかしいだけ。恥かきたくなかったら、こだわりを捨てることが先決。それが出来ないなら、まあその後の人生はお察しってことでしょう。
と言うわけで、まだ年齢的に間に合う不登校・引きこもりの皆さんは、「成功してないこだわり」を早々に破棄することをお薦めしますよ。
自分がワイン好きなためか、卒業生子達がちょいちょいワインを持ってきてくれます。卒業のときには、親御さん方から頂くこともあります。この種のワインは、大体セラーでしばらく寝かせて、数年後の卒業生の追い出し会のときにお披露目されます。辛抱たまらず、合宿のときに開けられてしまうこともありますが、それはご愛嬌。
因みに、今年は今大学3年生のアイコス君のお母さんより頂いたバローロの予定でございます。ネッビオーロを選ばれるとは、なかなかニクいですね。自分はバローロマニアなので、嬉しいこと限りなし。
私が山梨県に足場を置いているのは知ってか、秩父のワインを下さったお母様もいらっしゃいます。何かのメッセージかと勘ぐりましたね、これには。恐ろしいことです。
他にも楽しみなのは、青森のワイン。こちらも卒業生のお母さんから頂きました。山梨のぶどう(特に甲州)は、樹齢の関係で結構草臥れているとのこと。山梨以外のワインの未来が、ここから見えそうです。
しかし、そろそろセラーが限界です。消費速度を上げないと、困ったことになりそうですな。どうしたものやら・・・・・・。
コノスルって、お手軽に飲める割に結構イケてるのもあって、実家に帰って家族で飲んだりしていると、大体父親か母親か弟か妹か自分の誰かが、ちょっと良いコノスルを持ってきてます。まあ、大体母ちゃんなんだけど。
自分としては、イスラ・デ・マイポの後釜的なイメージで見てたのですが、先日、行きつけのバーのマスターから、木箱に入ったコノスル貰ったんですよ、これが。品種は忘れてしまったんですけど。
「コノスルで・・・・・・木箱?」
と聞いたら、
「面白いでしょう?」
だって。
確かに、これは知らんかった。びっくりした。何じゃこりゃ?
全く、どのタイミングで飲めというのか、マスターのセンスがキラリと光りますな。楽しみです。
地元のスーパーで、輸入ワイン2割引とのこと。
「ほう」
と、しげしげ見てみたところ、大体2,000円までが中核帯のご様子。
「まあ、400円引きか。『1mlあたり1円人間』の自分には関係ないかな」
と立ち去ろうとしたところ、ショーケースに入ったワインに、ふと目が。
「・・・・・・カロン・セギュール2012が、12,000円?」
自分の認識では、確か15,000円前後だったと思い、検索してみると確かにその通り。
気になったので、太っちょな店員さんに、これも割引されるのか聞いてみたところ、「されます」とのこと。びっくりしたね。採算取れるのかな?
悪いことしてないか気になったので、担当者の方を呼んで貰うことにしたら「今日はお休みです」と、高校生っぽい店員君のお返事。これ買ったら、担当の人怒られるのかなあ・・・・・・。
そんなこんなで、結果、カロン・セギュールが1万円以下で買えたというお話。今年の卒業生の追い出し会にでも出しましょうかねえ、彼等の未来の恋人達を祝して。
最近、進路相談を何度も受けてるんだけど、アフターコロナの進路相談って、結構面倒なんだよねえ・・・・・・。自分は氷河期後期世代なんで、氷河期のヤバさは身をもって知ってる(と言っても、会社作ってたので、就活したわけではない。)けど、知らん子達にこれからの現実をどう伝えたら良いものやら。
第一、今回の件は世界恐慌レベルになる可能性もあって、バブルだのリーマンだの、子供の遊びにしか感じない程度になるかも知れない。文系就職人気ランキング上位のANAだのJALだのは国営化の可能性もあるし、JTBやらHISなんて直撃即死すら。
営業職の多い文系学部は、元々不登校・引きこもり経験者には絶対に薦めない選択肢だけど、コロナの件で完全に回避確定。「帝大系とか早慶なら大丈夫ですよね?」とか言われても、やめとけとしか言えない。と言うか、理工系でも分野によっては危ないのに文系学部とか、金払って自殺してるとしか思えない。コミュ力お化けみたいな学生さんならまだしも、不登校・引きこもり関係者はダメ、絶対。
元々、CARPEは就職・再就職強い学部しか押してないので、基本ドクトリンが不況対策寄り。なので、コロナ不況来ても基本的にやることは変わらないんだけど、そうなると大体が医療。医学部メインで、獣薬看歯。
ただ、今後「獣」はどうかなあ・・・・・・。元々、獣医さん以外の方向にも行けるのが強みだったけど、バイオはなあ・・・・・・。コロナはある意味製薬バブルかも知れないけど、卒業は6年後以降。先読みが難しい。「歯」も、ちょっとどうか。
逆に、緩く継続するであろうリモート化を鑑みれば、情報系は短期的回避には使えそう。長期的には分からん。良いとこの役員にでもなってくれとしか。
後は、教育学部かなあ。不登校経験者には薦めにくい選択肢だったけど、背に腹は代えられないのも事実。他学部でも、失職に備えて免許だけ取っておくのも良いかも。
ギャグ枠だけど、楽な学部行って、起業ってのもある。自分もやったので、一応考える。社会再編の時は、チャンスも大きいからね。ただ、薦めるものではないかなあ・・・・・・。
自分達の年代みたいになれば資産もあるので、最悪規模を縮小して冬眠態勢に入ってしまえば、大過なくやり過ごす選択肢も取れるし、10年20年でも別に死なない。ただ、20歳そこそこで起業は結構賭け。アフターコロナ10年後には、この再編で新興富裕層がまた発生するだろうから、その仲間に入りたいならアリかな。
とか何とか考えながら、また翌日も相談でしょうなあ。全く、気が重いことです。早くコロナ晴れてくれ。
最近のコメント