何かもう、色々と大変でしたね、ハイ。20時過ぎから始まって、終わったのが午前4時。集まった数も、予定の倍近く。こんなことなら、もう少し余裕持って事前準備しておけば良かったですなあ。
特に、ゴリラ君は今回も冴えてましたね。
E「お、ゴリラ君じゃん! 真っ黒になってんな!」
ゴ「いや~スキューバダイビングの免許取りましたからね~。ハッハッハッハ」
E「大学はどう? 順調?」
ゴ「そりゃもう順調過ぎる位順調ですよ~。そんなことより聞いて下さいよ~。自分の部活に、あり得ない位可愛い留学生の子がいるんすよ~。アンナっていうんですけど、もう本当に一目惚れしちゃって、ライン交換しまくりなんですよ~」
E「ほう。それが今の君の彼女なの?」
ゴ「それが残念ながら! でも、自分ムッチャアピールしたんすよ~。英語苦手だけど、拙い言葉で一生懸命愛を伝えたんすよ~」
E「ほう。どんな風に?」
ゴ「可愛いね~瞳がキレイだね~とか。自分の目を指さしながら、アイズビューティホー! ソービューリホー!」
E「……ゴリラの目潰し攻撃にしか見えんな」
ゴ「でも、もう彼女国に帰っちゃってて……。先輩にも言われたんすよ~『君には情熱が足りない!』って。だから、燃え上がる情熱で、彼女に会いにこれからヨーロッパ周遊ですよ!」
E「君は面白いし、モテるだろうに」
ゴ「いやあ、自分でもそう思ってるですよ~。でも、好きになる子好きになる子、全員彼氏持ちなんですよ~」
E「お目が高いわけだ」
ゴ「そうなんすよ~。自分の審美眼の証なんすよ~。で、ゲスいけど、破局待ちしてたんすよ~。『チクショウ! あの二人、別れないかな!』って」
E「ほう」
ゴ「でも、そういうときに限ってラブラブなんすよ~。流石、自分がセレクトした彼女なだけあって、素敵なカップルです」
E「……言ってることおかしくないか?」
ゴ「いやあ、愛する人の幸せを願ってこそのデキる男ですよ~」
E「おいおい。ワインこぼれる」
ゴ「でも、なんでこんなにデキる男に彼女ができないんでしょうかね~。世の中おかしいですよ、信じられませんよ」
E「望みが高すぎるんじゃないか?」
ゴ「そんなことないっすよ~。笑顔が素敵な女の子だったらいつだって大歓迎ですよ~」
E「見た目可愛い子が良いって、言ってなかったか? 卒業のときに」
ゴ「チクショウ! 半年前の自分め! 何も分かっていやがらねえ! 顔なんて二の次ですよ! 大切なのはハートですよ! 顔が云々言うヤツは、僕が成敗してやりますよ!」
E「……で、留学生のアンナさんは?」
ゴ「めっちゃ可愛いですよ! あれは天使ですよ! アイズビューティホー! ソービューリホー!」
E「……」
元気なのは良いことです。
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